捨てられずに置いてある、たくさんの位牌の処分を正しく安く済ませる方法
- Shinji Iwata
- 2022年3月2日
- 読了時間: 4分
更新日:4月9日
本来、「安く済ませる」といった表現は罰当たりなのかも知れません。
ご供養とは、信じる心に大きな意味を成すことであってお金に換えられないものであるはずです。
とはいえ親も亡くなって実家もたたみ、仏壇や位牌を引き取って管理してきたものの、これから子供の代に受け継がせることを考えたときに、自分の代で処分するという検討を始める方は少なくありません。
そして、なるべくなら経済的な負担は小さいほうが良いわけで、但し信仰上間違いなく正しく処分できる方法は無いか?と考えることは自然ななりゆきだと思います。
ところがネットで調べても出てくる情報は膨大で、何が正しくて何を参考にすればいいのか全く分からず、処分の準備は簡単に始められなかったりします。
お墓は別として、仏壇と位牌を〈仕舞うための費用〉は、頼む先によってかなりの見積りに幅があります。今回は特に≪大切な先祖や故人を祀ってきた位牌≫を中心にどのように整理すれば良いのか、その対応方法と相場をご紹介して、納得のいく形で「自分で処分できる」方法をご紹介致します。

目次
位牌の供養と処分を安く行う方法は専門業者に依頼すること
お位牌は捨ててもいいものなのか
お位牌は燃える材質で大きくても40センチほどの長さです。モノとしては簡単に廃棄できます。問題はお位牌には魂が宿っていて、手を合わせる礼拝対象であることから粗末に扱うことはできないということです。
魂が込められたまま廃棄することはできませんので、あらためて寺院の僧侶に魂を抜く法要を行ってもらい、読教による儀式で礼拝対象からただのモノに戻したのち、最後に燃やして供養する「お焚き上げ」、という流れが正しいとされる処分方法です。
魂が宿っているか分からない古いお位牌の場合でも、お坊さんに頼んで閉眼供養をしておけば安心です。一番大切なことは管理してきた人が供養品に対してどのように「最後の気持ちの整理をつける」かだと思います。

お位牌の供養の相場
お位牌の魂抜きの供養するのにお布施としてお寺に払う金額は1柱(本)5000円~2万円くらいが相場です。お寺やお坊さんの位によってもお布施の相場は変わります。
お位牌の供養をお寺に依頼すると、「(お位牌を)お寺にお持ちください」と言われて、お寺で供養を行ってくれます。立ち合いもできるはずですのでお望みならば相談してみてください。本来ならば菩提寺にお願いするのが筋です。
お位牌を処分する供養には、読教による弔い上げと魂抜きの供養と物理的に位牌を燃やして供養するお焚き上げという儀式がありますが、魂を抜いた後のお位牌は自分で処分して下さいというお寺もあるそうです。
供養のやり方としてお寺がどのように行っているかは宗派や地域によってもそれぞれなのですが、一般的にはお位牌の供養と処分はお寺に依頼することが安心して任せられる方法だと思います。

位牌の供養と処分を安く行う方法は専門業者に依頼すること
下世話な表現で恐縮ですが、安くしたいという表現には理由があります。
お寺によっては相場よりもはるかに高額なお布施を要求される場合があります。又お位牌が10基以上も家にのこされているのでお布施が怖くて聞けない、というようなケースも良く聞きます。
このような場合一般庶民としては、もう少しお安く済ませる方法はないものか?と探して見たくもなります。
実は、お位牌の供養を安く請け負っているお寺さんがいます。合同供養という形式で法要を行っていて、お位牌を沢山集めていっぺんに儀式を行えば1本あたりの供養のお布施が安くなるということです。但し沢山集めると供養の作法としては、平たく言うと価値や質が落ちますので、ひと柱ごとに向き合える数と頻度のバランスが難しいところです。
そこで、位牌を適数集めてお寺と協力して合同供養のスタイルで儀式を執り行って料金を下げているのがお位牌供養サービスの専門業者です。
このような合同供養やお焚き上げのできるお寺さんと複数提携して供養を無理なく丁寧に行う形を運営管理して『位牌の供養サービス』を画期的に安く行っているのがご紹介する以下の会社のサービスです。全国から郵送で供養品の受付を行っています。
ご不明なところがありましたら是非お問合せ下さい。位牌の他、仏壇、ご本尊、掛軸、仏像、遺影なども扱っています。
全国から郵送で供養のお品を受け付けています。
お位牌の魂抜きとお焚き上げは1柱5,500円(税込)です。
(※2024年7月改訂)


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