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お仏壇のあれこれ「魂の宿った仏壇お位牌の処分について」



お仏壇、仏具の基本的な考え方と供養の必要性についてご説明します。

日々大切に拝んできた対象には魂が宿っています。

仏具

さくらサービス東京は子供や孫に面倒をかけたくないという想いをお持ちのお客様から、お仏壇仏具、お位牌、遺影等の手厚い処分方法などに関し、様々なご相談をお受けしております。



【お仏壇と仏具】


仏具とは?


仏具とは、仏教の宗教儀式で用いる道具を指します。

本来は僧侶のみが使用する宗教用具でした。

仏壇が家庭に普及するに伴い、ご先祖様を供養するための意味合いが強くなるようになりました。


7つの仏具


(1)ご本尊(ほんぞん)・脇仏(わきぶつ・わきぼとけ)

   「ご本尊」とは、お仏壇の中心にお祀りする各宗派の信仰対象となる一番大切なものとなります。「脇仏」は、ご本尊の左右に控える、各宗派の開祖や影響のある僧侶などを表します。


(2)お位牌(いはい)

   ご先祖様の霊魂が宿る依代(よりしろ)とされる重要な仏具のひとつです。新しいお体という意味合いもございます。

   戒名(かいみょう)や没年月日、俗名(本名)や年齢などを刻んで、お寺様に「魂入れ」をしていただき、 お仏壇の中でお祀りします。


(3)法名軸(ほうみょうじく)

   無地の掛軸に法名(ほうみょう)を記し、お仏壇の内側面に下げてお祀りします。


(4)三具足(みつぐそく)

   花立(はなたて)、香炉(こうろ)、火立(ひたて)のセットです。


(5)お鈴(おりん)

   お経を読み上げる際に鳴らして使用する仏具です。「おりん」「りん布団」「りん棒」で1セットとなります。


(6)茶湯器(ちゃとうき)


   お仏壇にお水をお供えするための仏具です。お水は毎日取り換えましょう。


(7)仏飯器(ぶっぱんき)


   炊きたてのご飯をお仏壇へお供えするためのお仏具です。仏飯器の足が高くなっているのは、敬いの心の表れと言われています。


魂の宿った仏具


ほとんどの仏教の宗派では、仏壇やお位牌、お墓などに「魂を入れる」「魂を抜く」という考えを持っています。


私たちが普段仏壇やお位牌、お墓にお参りをするのは、そこに魂が宿っていると考えているからではないでしょうか。もともと仏壇やお位牌、お墓を購入した時など、お坊さんに魂入れをしてもらうことで、普通のものから、手を合わせる対象になるといわれています。


そのため、仏壇やお位牌、お墓など、魂が宿っている状態のまま、処分したり捨てたりするのはタブーとされています。


魂抜きとは、お坊さんにお経をあげていただき、仏壇やお位牌、お墓に宿った魂を抜いくための供養です。


お仏壇、仏具の処分・位牌のお焚き上げ


「家族構成が変わり、お仏壇を引き継ぐことが出来なくなった…」

「引っ越しなど、生活環境の変化により、お仏壇を守ることが難しくなった…」


お仏壇、仏具はお寺の本堂を小型化したものといわれ、家にあるお寺のような役割があるとされています。お寺の本堂の代わりとして家の中にお仏壇を安置しているのです。

お仏壇は子孫に代々引き継がれるものですが、跡継ぎがいない場合はお仏壇を処分することを検討しましょう。

代々引き継いできた大切なお仏壇を処分するのはご先祖様に申し訳ないと考える方もいるでしょう。しかし、跡継ぎがいないとお仏壇を守っていく人がいなくなるため、適切な方法で処分するのがおすすめです。さくらサービス東京では、故人が生前に大切にされていた人形や思いがこもっていてそのまま捨てられない物などもあわせて供養します。


お仏壇仏具、お位牌を処分する際の基本的な流れ


【方法1】 菩提寺に処分を依頼する

    昔から檀家であるなど、お付き合いのあるお寺であれば、お仏壇や仏具の処分を引き受けてくれる場合があります。

    基本的には自分で持って行く必要があり、そもそも受け入れをしていないお寺も多くあります。


【方法2】 お焚き上げ業者に処分を依頼する

    最近は手続きもスムーズで料金も明確です。

    自宅へ引き取りに来てもらえるので重いお仏壇を自分で運ぶ手間もありませんが、信頼できる業者を自分で探す必要があります。


【方法3】 仏壇店に依頼する

    お焚き上げ業者と同様に、手続きもスムーズで引き取り日時の指定も可能です。

    ご供養に関する専門知識を備えているので、処分の際の注意点やお焚き上げ後の供養の方法についても相談できます。

    また、新しいお仏壇の購入(買い替え)と同時にご検討であれば、お焚き上げ料金の割引などのメリットもあります。


【その他】 手元供養する

    現在は、既成の概念にこだわらず、「手元供養」など様々な方法で想いを繋いでいくことができます。

    お寺を呼ばないでご供養して行くのであれば、お仏壇を処分することに全く問題は無いでしょう。

    しかし、

    「一周忌にはお坊さんにお経をあげてほしい」

    「お盆にはお坊さんにお参りに来てほしい」

    このような思いがおありでしたら、お仏壇を手離すことはおすすめできません。

    ご自宅にお仏壇が無いということは、基本的にはお寺を呼ぶことが難しくなるからです。



最後にトラブルを避けるための注意点


最後に、仏壇の処分に際してトラブルを避けるための注意点について解説します。まず、業者選びは慎重に行うべきです。信頼性のある業者を選ぶためには、過去の評判や口コミを参考にすると良いでしょう。また、見積もりを複数の業者から取得し、料金やサービス内容を比較することも重要です。一番重要なことはだこで誰が供養しているのかということです。単に知り合いのお寺に依頼して儀式をしているのであれば、専門知識のないただの不用品回収業者の可能性もあります。供養を専門にしている粗末な扱いの無い仏壇供養に詳しい業者を選び出し下さい。キャンペーンの割引などは気にせず、大切な仏壇を責任を持って引き取ってくれるプロの方に任せるのが一番です。


さらに、必要な手続きや費用について明確にしておくことで、後に発生する可能性のある不明瞭な点を解消できます。


尊厳を持って仏壇を処分しましょう。



 

供養の専門業者 さくらサービス東京

自社供養所にて由緒正しい僧侶による閉眼供養を合同で行うことで、廃棄に対して不安を持ってらっしゃる方にも安心して処分をお任せいただいております。


終活支援サービス さくらサービス東京


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